美術館向け
美術館の企画展・貸出・対外プログラムのためのソフトウェア
収蔵品 CMS の横で動く運用レイヤー。企画展、館外貸出、コンディション・レポート、寄付者ストワードシップ。
TMS、Mimsy、Axiell、Vernon などと併せて、美術館・文化機関で利用されています。
収蔵品 CMS がカバーしない、アクティブなプログラム運営の層
企画展
チェックリスト、設営、壁面ラベル、オープニング、終了後のまとめまで一気通貫。展示運営を参照。
展示運営館外貸出
貸出契約、保険価額、保管の連鎖、各行程ごとの コンディション・レポート。
複数拠点・貸出寄付者・スポンサー CRM
寄付や誓約、ストワードシップの履歴を寄付者別・展示別に記録します。
CRMストワードシップ用ルーム
オープン前に、主要な寄付者・スポンサーへ厳選したプレビューを送れます。ブランド表示、権限の取り消し、共有のしやすさに対応。
プライベート・ビューイング・ルーム収蔵記録ではなく、アクティブなプログラム運営
Art.industries は常設コレクションのデータベースに取って代わるものではありません。TMS、Mimsy、Axiell、Vernon の隣で動く運用層として、それぞれのツールが得意な仕事に集中できます。
- 参照し、複製はしない。 常設コレクションの作品は登録番号で参照します。正規の記録は CMS に置きます。
- 借り入れた作品はここで。 他機関や個人貸主からの借入作品は、貸出契約を添えてここで直接登録します。
- 進行中の業務のみ。 企画展、館外貸出、寄付者対応、除却売却を、ひとつのワークスペースで扱えます。
- 分野標準は CMS の役目。 CIDOC CRM、AAT、Linked Open Data との連携は引き続き CMS の責務です。
書類紛失なく、貸出とコンディションの経路を記録
常設作品を他館へ貸し出すときも、個人コレクターから借り入れるときも、貸出契約・保険価額・コンディションの履歴が作品記録と一体で残ります。
- 作品に紐づく貸出契約。 貸主、期間、保険価額、条件を一度に記録。
- 行程ごとのコンディション・レポート。 往路・復路の レポート を、システム上のデータと一致する署名付き PDF で。
- 行程をまたぐ保管の連鎖。 搬入、設営、撤去、返却。各イベントに場所と日付を記録。
- 保険会社向け PDF。 貸主証明やコンディション・レポートは、壁ラベルと同じ記録から生成。
ストワードシップと除却(デアクセション)売却
主要寄付者の育成や、ときに行う除却売却も、ギャラリーがコレクター向け・一級市場向けに使うのと同じ流れを、機関ガバナンスに合わせて使えます。
よくある質問
- Art.industries は TMS、Mimsy、Axiell などの収蔵品管理システムに取って代わりますか?
- いいえ。常設コレクションの正規記録は CMS に置いたままです。Art.industries は運用の能動層を扱います——企画展(展示運営)、館外貸出、寄付者 CRM、ストワードシップ用ルーム。常設作品は登録番号で参照し、両者をつなぎます。
- 他機関への館外貸出にはどう使いますか?
- 貸出記録には作品(CMS の登録番号)、受入先機関(CRM)、貸出期間、保険価額、保管の連鎖(複数拠点)が含まれます。往路・復路の コンディション・レポート は作品に添付されます。
- 主要寄付者との関係管理に使えますか?
- はい。CRM のモデルを機関の資金調達に合わせられます——寄付者をコンタクト、寄付・誓約を時系列イベント、支援してきた展示・取得を作品として紐づけ。プライベート・ビューイング・ルーム によるストワードシップは、コレクター向けプレビューと同じ考え方です。
- 除却による売却はどう扱いますか?
- 標準の販売フロー(請求書、Stripe、決済)で、CMS から参照した除却作品を扱います。売却益は博物館の会計向けに、適切な制限付きファンドのタグ付けで追跡でき、主要な博物館向け財務システムとの連携にも対応します。
- Linked Open Data、CIDOC CRM、AAT の連携は Art.industries で行えますか?
- 主要機能としては想定していません。学際的な標準との連携は CMS の仕事であり、Art.industries は運用ツールに集中します。カタログ作業の中心にこれらの標準がある美術館では、CMS を信頼できる情報源とし、Art.industries はその周辺で動きます。
- 美術館の公開ウェブサイト全体を Art.industries で運用できますか?
- 企画展や進行中のプログラム用のページなら可能です(Website Studio)。何千点もの登録作品と学科メタデータを深く検索する常設コレクションサイトは、CMS の公開機能や専用の博物館ウェブ向けプラットフォームの方が向いていることが多いです。
- 常設コレクションに対する保存修復部門の業務はどう扱いますか?
- 企画展や館外貸出に紐づく能動的な保存・修復イベントでは、コンディション・レポート を作品に添付できます。常設コレクションの長期ログは、専用 CMS の保存修復モジュールが適していることが多く、Art.industries は必要に応じて参照しますが置き換えはしません。
次の企画展でパイロットしてみる
無料 Core で次の企画展レコードを用意してください——チェックリスト、貸出、コンディション・レポート、寄付者向けストワードシップ・ルーム。オープンまでに、運用が四つの別々の流れではなくひとつにまとまります。